外側上顆炎(テニス肘)とは?症状の特徴と悪化しやすい生活習慣・改善策について

肘の外側が痛くなることはありませんか?

「物を持つと肘の外側が痛い」
「タオルを絞る動作がつらい」
「ドアノブを回す時に痛む」

このような症状がある場合、外側上顆炎(がいそくじょうかえん)が関係していることがあります。

外側上顆炎は、「テニス肘」と呼ばれることもあり、肘の外側に負担が繰り返しかかることで炎症が起こる状態です。

テニスをしていない方でも、日常生活や仕事の動作で起こることがあります。


外側上顆炎の特徴

肘の外側に痛みが出やすい

外側上顆炎では、肘の外側を押した時に痛みが出やすくなります。

特に

・物をつかむ
・持ち上げる
・手首を反らす

といった動作で痛みを感じやすくなります。


手を使う動作で悪化しやすい

手首や指を動かす筋肉は、肘の外側につながっています。

そのため

・フライパンを持つ
・パソコン作業
・荷物を持つ
・ペットボトルを開ける

など、日常のさまざまな動作で負担がかかりやすくなります。


除雪でも負担がかかりやすくなります

北海道では、除雪作業で症状が強くなる方も少なくありません。

雪かきでは

・スコップを握る
・雪を持ち上げる
・押す動作を繰り返す

といった動きが続きます。

これらは、手首や前腕の筋肉を繰り返し使うため、肘の外側に大きな負担がかかりやすくなります。

特に

・重たい雪
・長時間の除雪
・連日の雪かき

が続くと、炎症が起こりやすくなることがあります。


最初は軽い違和感から始まることもある

初期は

「少し張る感じ」
「使うと違和感がある」

程度でも、負担が続くことで徐々に痛みが強くなることがあります。


なぜ外側上顆炎が起こるのか

肘の外側には、手首や指を動かす筋肉の腱が付着しています。

この部分に繰り返し負担がかかることで、小さな炎症や負担の蓄積が起こり、痛みにつながります。

特に

・同じ動作の繰り返し
・手や腕の使いすぎ
・筋肉の硬さ

などが関係しやすくなります。


悪化しやすい生活習慣

手や腕を使いすぎる

長時間のパソコン作業や、手を使う仕事では、腕の筋肉が緊張しやすくなります。

その状態が続くことで、肘への負担も増えていきます。


無理をして除雪を続ける

痛みがある状態でも雪かきを続けると、炎症が強くなりやすくなります。

特に、力任せに雪を持ち上げる動作は負担が大きくなります。


肩や首が硬くなっている

肩や首まわりが硬くなると、腕全体に余計な力が入りやすくなります。

その結果、肘への負担も大きくなることがあります。


血流低下や冷え

冬場は筋肉が冷えて硬くなりやすくなります。

血流が低下することで、筋肉の柔軟性も下がり、回復しづらくなることがあります。


改善のために大切なこと

痛みが強い時は負担を減らす

まずは炎症を悪化させないことが大切です。

無理に使い続けると、回復まで時間がかかることがあります。


除雪のあとに腕を休ませる

雪かき後は、前腕や肩まわりがかなり緊張しています。

軽く温めたり、無理のない範囲で動かしたりすることも大切です。


肩や腕全体を整える

外側上顆炎は、肘だけでなく、肩や前腕の緊張が関係していることもあります。

腕全体の負担を減らしていくことが大切です。


鍼灸でできること

鍼灸では、肘まわりの筋肉の緊張や血流を整えながら、肩や首、腕全体のバランスをみて施術を行っていきます。

負担が集中している部分だけでなく、体全体の使い方を含めて整えていくことが大切です。


お悩みの方へ

札幌市西区のなかがわ鍼灸治療院では、体の状態を丁寧に確認しながら施術を行っています。

肘の痛みや、物を持つ時の違和感、除雪後の痛みなどが気になる方は、お気軽にご相談ください。