血糖値スパイクとは?食後の眠気・だるさ・自律神経との関係について

食後に眠くなったり、だるくなることはありませんか?

「食後に強い眠気がくる」
「甘いものを食べた後にだるくなる」
「ご飯のあとに集中できない」

このような症状がある場合、「血糖値スパイク」が関係していることがあります。

血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急激に上がり、その後急激に下がる状態のことです。


血糖値とは

血糖値とは、血液の中のブドウ糖の濃度のことです。

食事をすると、炭水化物や糖質が消化され、ブドウ糖として小腸から吸収されます。

その後、血液を通して全身へ運ばれ、脳や筋肉のエネルギーとして使われます。


食後どれくらいで血糖値は上がるのか

一般的に、血糖値は食後30分〜1時間ほどで上昇しやすくなります。

特に
・パン
・麺類
・甘い飲み物

など、糖質を多く含むものを急いで食べると、血糖値は急激に上がりやすくなります。

その後、通常はインスリンというホルモンの働きによって、2〜3時間ほどかけて血糖値は下がっていきます。


なぜ血糖値スパイクが起こるのか

血糖値が急激に上がると、体は血糖値を下げるために「インスリン」を多く分泌します。

しかし、急上昇した血糖値を下げようとしてインスリンが大量に出ると、今度は血糖値が急激に下がることがあります。

この急上昇・急降下が「血糖値スパイク」です。


血糖値スパイクで起こりやすい症状

食後の眠気

血糖値が急激に変動すると、強い眠気が出ることがあります。

特に食後1〜2時間後に眠くなる方も少なくありません。


だるさや集中力低下

脳はブドウ糖をエネルギーとして使っています。

そのため、血糖値が急激に変動すると、

・頭がぼーっとする
・集中しづらい
・疲れやすい

といった状態につながることがあります。


甘いものが欲しくなりやすい

血糖値が急激に下がることで、再び糖分を欲しやすくなることがあります。

すると、

「甘い物を食べる → 血糖値が急上昇 → 急降下 → また欲しくなる」

という悪循環につながることがあります。


イライラや自律神経への影響

血糖値の急激な変動は、自律神経へ負担をかけることがあります。

その結果、

・イライラ
・不安感
・疲労感
・眠りにくさ

につながることもあります。


血糖値スパイクを起こしやすい生活習慣

早食い

急いで食べることで、糖が一気に吸収されやすくなります。


甘い飲み物やお菓子が多い

糖分を急激に摂取すると、血糖値も急上昇しやすくなります。


炭水化物だけの食事

パンだけ、麺だけなどの食事では、血糖値が上がりやすくなります。


食事を抜く

空腹時間が長い状態で一気に食べると、血糖値が急激に上がりやすくなります。


血糖値を安定させるために大切なこと

よく噛んでゆっくり食べる

急激な吸収を防ぎやすくなります。


食物繊維を意識する

野菜や海藻類などは、糖の吸収をゆるやかにしやすくなります。


たんぱく質も一緒にとる

肉、魚、卵、大豆製品などを組み合わせることで、血糖値の急上昇を抑えやすくなります。


食後に軽く歩く

食後に軽く体を動かすことで、血糖値が安定しやすくなります。


鍼灸でできること

鍼灸では、自律神経のバランスや血流を整えながら、体全体の状態をみて施術を行っていきます。

胃腸の働きやストレス状態なども含めて整えていくことが大切です。


お悩みの方へ

札幌市西区のなかがわ鍼灸治療院では、体の状態を丁寧に確認しながら施術を行っています。

食後の眠気やだるさ、疲れやすさなどが気になる方は、お気軽にご相談ください。