五臓から見る不調の原因/肝タイプの特徴と整え方
※前回は、五臓からみる体質チェックについてご紹介しました。
今回はその中でも、「肝タイプ」について少し詳しくお伝えします。
肝タイプとは?
東洋医学でいう「肝」は、体の巡りやストレスと深く関係している働きです。
気や血の流れをスムーズに保つ役割があり、この流れが整っていると、体も気持ちも安定しやすくなります。
反対に、流れが滞ると、体に張りやコリが出たり、気持ちにも余裕がなくなりやすくなります。
肝タイプに見られる体のサイン
肩や首のこりが強くなりやすかったり、忙しさやストレスが続くと体調に影響が出ることはありませんか。
それに加えて、イライラしやすくなったり、ちょっとしたことで気持ちが揺れやすくなることもあるかもしれません。
また、肝は「目」と深く関係していると考えられているため、
目の疲れやすさ、乾き、かすみやすさを感じたり、長時間スマートフォンやパソコンを見たあとに目の奥が重たくなるような感覚が出ることもあります。
さらに、肝は「筋肉」とも関係しているため、体の張りや突っ張るような感覚、動かしにくさとして現れることもあります。
このように
・肩や首のこり
・目の疲れ
・イライラやストレス
・体の張り
が重なっている場合は、肝タイプの影響が出ている可能性があります。
なぜ不調が出やすくなるのか
肝タイプの方は、ストレスや緊張の影響を受けると、体の巡りが滞りやすくなります。
巡りが悪くなると、筋肉はこわばり、血流もスムーズに流れにくくなります。
その結果、肩こりや頭の重さ、体のだるさとして感じられるようになります。
また、体の緊張が続くことで、自律神経も乱れやすくなり、眠りが浅くなったり、リラックスしにくい状態につながることもあります。
肝タイプの方に多い傾向
肝タイプの方は、まじめで責任感が強く、がんばりすぎてしまう傾向があります。
周りに気をつかうことが多く、自分の中にストレスをため込みやすい状態になりやすいのも特徴です。
その結果、体は常に少し緊張した状態になり、気づかないうちに力が入り続けていることがあります。
「休んでいるつもりでも、なんとなく力が抜けない」
そんな感覚がある方も少なくありません。
肝タイプの整え方
肝タイプの方は、体の巡りをやさしく整えていくことが大切です。
日常の中で少し体を動かすことはとても効果的で、散歩や軽いストレッチでも、こわばっていた体がゆるみやすくなります。
また、気分転換の時間をつくることも大切です。少し外に出る、好きなことをするなど、意識的にリラックスする時間を持つことで、たまっていた緊張がほどけていきます。
呼吸も大きなポイントです。ゆっくりと息を吐くことを意識すると、体の力が抜けやすくなり、自然とリラックスしやすくなります。
さらに、目の使いすぎも負担になるため、スマートフォンやパソコンの時間を少し意識したり、遠くを見る時間をつくることも、体を整える一つの方法です。
鍼灸治療でできること
鍼灸では、滞っている流れを整えながら、体の緊張をやわらげていきます。
筋肉のこわばりをゆるめ、血流を整えることで、体の巡りがスムーズになりやすくなります。
また、自律神経にも働きかけることで、体がリラックスしやすい状態になり、無理なく力が抜けていきます。
少し力を抜くことも大切です
肝タイプの方は、がんばることができる分、力を抜くことが少し苦手なこともあります。
少し立ち止まって、呼吸を整えたり、体の力をゆるめる時間をつくるだけでも、体は変わっていきます。
「ゆるめることも大切」と思っていただくことが、整える第一歩になります。
お悩みの方へ
なかがわ鍼灸治療院では、体の状態を丁寧に確認しながら施術を行っています。
肩こりや目の疲れ、ストレスによる不調などは、体の巡りが関係していることもあります。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
なかがわ鍼灸治療院
札幌市西区で自律神経の不調、肩こり、腰痛、不眠などの施術を行っています。
体のバランスを整え、自然に回復する力を引き出す施術を行っています。
