東洋医学の「虚」と「実」とは?体質チェックと気をつけたい不調について
東洋医学では、体の状態を「虚(きょ)」と「実(じつ)」に分けて考えます。
この考え方は、ただの分類ではなく、自分の体質や不調の出かたを知るヒントになります。
まずは簡単にチェックしてみてください。
虚タイプの特徴(不足している状態)
次のようなことはありませんか?
・疲れやすく、すぐ横になりたくなる
・朝起きてもスッキリしない
・冷えやすく、手足が冷たい
・食後に眠くなる
・体力に自信がない
・風邪をひきやすい
いくつか当てはまる方は「虚タイプ」の可能性があります。
虚は体のエネルギーや回復力が不足している状態です。
無理をするとすぐに不調が出やすいのが特徴です。
実タイプの特徴(滞っている状態)
次のようなことはありませんか?
・肩こりや首コリが強く、ガチガチ
・イライラしやすい
・お腹が張りやすい
・ストレスがたまると体にでる
・力が抜けない感じがある
・頭痛や目の疲れが出やすい
いくつか当てはまる方は「実タイプ」の可能性があります。
実は、体の中で流れが悪くなっている状態です。
詰まりや緊張として症状が出やすいのが特徴です。
以外と多い「虚と実が混ざった状態」
実際には
・体は疲れているのに肩はガチガチ
・元気がないのにイライラする
・冷えがあるのにのぼせる
このように
虚と実が同時にある方がとても多いです。
見分けるポイント
虚=足りない・弱っている
実=詰まっている・強すぎる
さらに具体的には
虚タイプ
・触るとやわらかい
・力が抜けている
・温めると楽になる
実タイプ
・触ると硬い
・押すと痛い
・動かすと少し楽になる
虚タイプの方が気をつけたい不調
虚タイプは、回復力が不足しているため「弱りやすい・長引きやすい」傾向があります。
●起こりやすい不調
・疲労が抜けない
・慢性的なだるさ
・冷え性
・めまい、立ちくらみ
・胃腸の不調(食欲不振・下痢)
・風邪をひきやすい
●気をつけたいポイント
無理をしすぎないことがとても大切です。
・頑張りすぎる
・休まず動く
・睡眠不足
こうした状態が続くと、不調が出やすくなります。
実タイプの方が気をつけたい不調
実タイプは、体の流れが悪くなってるため、「詰まり・強い症状」が出やすくなります。
●起こりやすい不調
・肩こりや首こり(強い張り)
・頭痛
・イライラ
・お腹の張りや便秘
・ストレスによる不調
●気をつけたいポイント
ため込みすぎないことが大切です。
・ストレスをためる
・同じ姿勢が続く
・体を動かさない
これらが続くと、さらに症状が強くなります。
同じ症状でも対処法は変わります
例えば肩こりでも
・虚タイプ→休む、温める
・実タイプ→動かす、流す
体質に合わないケアをすると、悪化することもあります。
鍼灸治療ではどうするのか?
鍼灸では、虚と実を見分けて施術を行います。
・虚→補う(回復を助ける)
・実→流す(緊張をゆるめる)
そのため無理なく体を整えることができます。
自分の体質を知ることが大切です
体の不調は、その場だけの問題ではなく、体質やバランスによって起こっています。
自分が虚なのか実なのかを知ること
それが、体を整える第一歩になります。
お悩みの方へ
なかがわ鍼灸治療院では、体の状態を丁寧に確認しながら、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
・慢性的な疲れ
・肩こりや不調が続く
・原因がよくわからない不調
このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
また、なかがわ鍼灸治療院は、札幌市西区で自律神経の不調、肩こり、腰痛、不眠などの施術を行っています。
体のバランスを整え、自然に回復する力を引き出す施術を行っています。
